おかえり-高橋洋子

天使の寝息に 眼をほそめた 午後の揺りかご

あれはそんなに 遠い日じゃない

ボールにじゃれつくキミとパパと 駆けよる小犬

胸に描いた 野バラのフェンス

風をひろげて いつか巣だつキミ

陽射しの扉を きっと 覚えていてね

ありふれた特別な毎日

この腕が あなたたちの場所なの

おかえり おかえり

さあ おいで ママにキスを……

熱いスープを用意したら また はじまるわ

時計の針が 目をまわす朝

汚れたシューズや オモチャの海 遊ぶクレヨン

シャボンの虹を すべるハミング

ちいさなキミも いつかわかるでしょう

ほんとの夢は キミのそばにいるって

Ah 初めて出会うような毎日

微笑みが 連れてくる夕焼け

おかえり おかえり

待ちわびて 抱きしめたい

ありふれた特別な毎日

この腕が あなたたちの場所なの

おかえり おかえり

さあ おいで ママにキスを……

発売日:1992-10-21

歌手:高橋洋子

作詞:森田由美

作曲:上田知華