君が生まれた朝 西の空に残る星 地球がゆっくり回っていた 近くのパン屋のにおい 新聞配達の音 いつもより眩しい太陽 歴史が変わっていくよ 妖精だった頃の記憶 羽根に通った血管のあと 初雪のような白い肌 未来の結晶みたいな瞳 小さな爪 五つ並んで 中空で何かつかもうとして その内それを手にするか いつかはそれを手放すか born 沢山の人の幸せ 一身にあびて 微笑んで泣きやんで 眠っている 最初の記憶なんて ここから何年先か分からない 分からないことだらけさ いつか本当に目覚めて 運命は願いへと届く 大好きだよと人は笑うよ 悲しみが濃いほどに深く 苦しい時をこえ優しく 一人ではきっと生きれない だけども孤独を怖がるなよ それさえ自分の一部さ そこに愛の芽が育つだろう born 全ての国境を越えて あらゆる言葉と溶け合って 鳴り止まぬ太鼓のように 震えながら僕らは生きてるよ 小さな声に耳を澄ませ 大きな声に惑わされるな 心の声は聞こえるか そこに幸せが宿っている born born 発売日:2015-05-13 歌手:藤巻亮太 作詞:藤巻亮太 作曲:藤巻亮太