街灯の下グレーのコート、メランコリーを感じさせる君の形、映えるよ。 まだ伸ばしかけの黒髪と、いつも困ったような表情。 街の空気、変えてしまうようだ。 敷き詰めたメラミン、ざわめきが 吸収されるような壁に。 君はきっと、まどろんでいる。 「猫濾器角」で落ち合えたなら、店たちの数に飲まれよう。 ―すべて隠す闇さえ捕らえない。 小さな電子の影が増幅されて、それの姿を映す。 スリットの側にいるよ。 二つもある答えが。 意味不明を口走っていると思われがちな、 その言動、顔色しか見せない僕は。 「雨漏れ路」が交わる場所で、店たちの夢も飲み込もう。 すべて見える眩いミラーボール、小さな二人の影を増幅してる。 君の姿が魅せる。 スリットもはためいてる。 一つに決めた声と。 逢えない夜の数、君を思って。 また。この店で暇潰す。 ―すべて隠す闇さえ捕らえない。 小さな電子の影が増幅されて、君の姿を映す。 スリットの側にいるよ。 二つもある答えは、一つ。(粒子であり波である『光』) 発売日:2010-03-10 歌手:メガマソ 作詞:涼平 作曲:涼平