音のない部屋-LUNKHEAD

図書館の脇にある小さな公園で見る夕暮れが

私はとても愛おしかった

手のひらにのるくらいの小さな喜びを誰もが

大事そうに抱えて帰っていく

いつか声が聞こえた あなたの声だった

「さあ、もう扉を開いてもいいんだよ」

あなたのいない部屋 あなたのいない街

これからも私のこの物語は続いていく

あなたに会えた時 ちゃんと笑えるように

生きていく、だからいつも私をどこかで見ていて

朝目が覚めたらまずあなたの声を思い出して

ほっとするのが日課になった

あなたのいない世界で笑うのが怖かった

だから私は心を殺した

だけど声が聞こえた あなたの声だった

「さあ、もう扉を開いてもいいんだよ」

あなたのいない部屋 あなたのいない街

これからも私のこの物語は続いていく

あなたに会えた時 ちゃんと胸を張れるように

生きていく、だからいつも私をどこかで見ていて

波のように押し寄せてくる例えようのない淋しささえ

忘れてしまうのが怖い悲しい愛しい

あなたのいた部屋 あなたのいた街

ここから私のこの物語は続いていく

あなたに会えた時 ちゃんと胸を張れるように

生きていく、だからいつも私をどこかで見ていて

あなたに会えるその時まで

発売日:2010-01-20

歌手:LUNKHEAD

作詞:小高芳太朗

作曲:小高芳太朗