葉月-ゆう

痛い程稚拙な

曖昧な言葉じゃ

あなたの耳に響かない、そう解ってる

甘い程幼気な

自分の弱さで

あなたの日々を汚したのも、知ってる

儚い夢を見て、あなたの夢に届かず、幼いこの目には

あなたが遠く遠く見えた

甘いミルクは、今でもあたしの身を焦がしている

これに涙するのも

存在するは、失う事です。いつしかあなたを

これに涙するのも、自然な事で…

期待程緻密な

努力はしていない

あなたの強さに抱かれて、そう立ってた

狭すぎるガラスの

鉢の中でずっと

もがきもせずに、未来の餌をほおばってた

儚い恋をして、形を変えてゆく幼い影を率いた我が身を見て

あなたが小さく小さく見えた

恋の病は、あなたの気持ちに少し似ています

これは動かぬ事実で

存在するは、失う事です。いつしかあなたを

これも動かぬ事実で、押しつぶされそうな胸

嗚呼雲の流れは、嗚呼あなたの空へと

嗚呼続いているのか ならば届けてよ

あなたの住む世界に悲しい雨が降らぬ様に

願う事しか出来ないこの力の弱さと無力なこの声を…

発売日:2004-02-25

歌手:ゆう

作詞:中島優美

作曲:中島優美