ラストダンス-Eve

ここに蔓延る摩天楼

君の確かな芽を摘んできた

叶えたいもの全て奪い攫っては

僕をねじ曲げてく

価値観違い 嫌いなあいつは

滑稽なんて嗤いあって

上品な言葉 乗せあって待って焦って足掻いた

せっせ 知恵を絞って せっせ 欲をかいて

エゴに堕ちてゆけ

あなたは言った 消耗品さ

だけど私は まだ考えてるわ

いつかまた こうやって

踊ってやってくれないか

辛気を纏った 少年少女

憂さを晴らした イエスマン患者

誰も何者でもないもの

真意を知れば最期になるならさ

舌が乾くまで話そうぜ

虚勢を張って 自分を失った

虚言を吐いて 幻になった

馬鹿になって 宙を舞って

したらもう 壊れてしまいました

純粋で透明な少年のさ

感情に魔を差してやってんのさ

思い出して思い出して考えては

辿り着きさえもしないや

あなたが言った 本当の意を

世界の片隅で考えてるわ

冷えきった 嘘さえも

溶かしてやってくれるのなら

孤独を知った才能人と

明日を選んだ メランコリー患者

戻れない僕にさようなら

指を加えて 泣いても無駄だから

いつかまた

最終列車を待つわ

あなたの帰りはないけど

ここに居るべきではないこと

今全てを飲みこめやしないけど

遠くからみたら あなた幸せそうねでも

痛くて 痛くて 全部知ってるから

あなたは言った 消耗品さ

だけど私は まだ考えてるわ

いつかまた こうやって

踊ってやってくれないか

辛気を纏った 少年少女

憂さを晴らした イエスマン患者

誰も何者でもないもの

真意を知れば最期になるならさ

舌が乾くまで話そうぜ

そして僕ら逸話になって

今不確かな笑みを浮かべては

誰も知らなかった物語を今

君に話すから

発売日:2019-02-06

歌手:Eve

作詞:Eve

作曲:Eve