noiseful world-ぼくのりりっくのぼうよみ

ゆっくりと世界に幕を下ろすように沈む

ぼやけた視界の中で笑う 混ざりあいながら

大袈裟に溢れた光と音が

ぼくらを選べなくさせてしまうから

慣れ合いで麻痺した感覚が

すべてを色褪せたものにして奪い去っていく

もう聞こえない音が鳴り響く

遠く微かに見える光がちらついて霞んでいく

何にも知らないままできっとぼくらは

ゆらゆら流れてく

それでも幸せだったよ、と笑った

生い茂る名前も無い花や

夕焼けの色さえ無意味に見えるから

微笑んで隣に座る君さえ

クオリアを無くした無機物に成り下がる

もう感じない心 突き刺さる

言葉なんて今何の意味も無く 血が垂れる

何にも知らないままできっとぼくらは

ずっと流れてく

それでも幸せだったよ、と笑った

何にも知らないままできっとぼくらは

ずっと流れてく

幸せの意味もよく分からないけど

ぼくらはきっと幸せだ

発売日:2016-07-20

歌手:ぼくのりりっくのぼうよみ

作詞:ぼくのりりっくのぼうよみ

作曲:にお・ぼくのりりっくのぼうよみ