最後の鍵-absorb

最後に鍵をかけたら僕らは他人同士

いつか街で

すれ違っても

想いはこの場所に残したまま

もしもドコにでも繋がるトビラがあるなら

逃げたい

白い溜め息のない暖かい世界へ

どうして好きなだけじゃ

不安に打ち勝てないの

この空の部屋みたいに

元には戻せなくて

心に鍵をかけてじゃぁねと呟いた

辛くても

そう言わなきゃ

忘れられないから

離れてく僕らへと初めての雪が降る

凍える手

もう二度とは

繋がない温もり君が遠いよ

もしもジカンを遡るキカイがあるなら

透明な風が吹く真新しいあの頃へ

生き方が違うから

惹かれ逢った二人なのに

いつの間にかそれさえも

愛を壊し始めた

何でも手が届くほど窮屈な部屋だけど

寄り添えば

楽しくて

幸せな日々が

離れてく僕らには何故だかよそよそしく

恋しくても

もう帰れない

背中で震える君が遠いよ

君を守り通した筈の手で鍵を差す

振り向けない

泣いてるのは

君だけじゃないから

最後に鍵をかけたら僕らは他人同士

いつか街で

すれ違っても

想いはこの場所に

離れてく僕らへと初めての雪が降る

凍える手

もう二度とは

繋がない温もり君が遠いよ

発売日:2009-11-04

歌手:absorb

作詞:森晴義

作曲:森晴義