tiptoe-hal

はじめて 夜明かしした

あの朝 今も憶えてる

何だか ドキドキして

ベッドの中で 震えてた

このごろ ふと思うの

鏡の前で ひとり

幾つの痛みを知れば

眠れない夜が 終わるの

探せば 隠れる

追えば 逃げていく

大人のわたしの うしろ姿

すぐに 遠くなる

そして 消えていく

届きそうで 届かない

はじめて 嘘をついた

あの夜 今も憶えてる

時々 悲しくなる

子供のふりも 出来なくて

このごろ ふと思うの

鏡の中で ぽつり

幾つの涙 流せば

眠れない夜が 明けるの

探せば 隠れる

追えば 逃げていく

昨日まで笑ってた あなたが

すぐに 遠くなる

そして 消えていく

届きそうで 届かない

明日のほうばかり 見てたら

突然の雨粒に 戸惑う自分が 可笑しくて

ちょっと立ちどまって 瞳を閉じよう

あなたと一緒に 笑いたいよ

ときどき休んで たまには無理して

大人のわたし 探そう

外へ出かけよう 陽のあたる場所へ

角を曲がれば きっとそこには

今を生きている わたしがいるはず

お気にいりの 靴履いて

はじめて 夜明かしした あの朝 今も憶えてる...

はじめて 嘘をついた あの夜 今も憶えてる...

発売日:1997-03-21

歌手:hal

作詞:高浪敬太郎

作曲:高浪敬太郎