もう愛の歌なんて唄えない-さだまさし

あなたの嫁ぐ朝 始発列車に乗って

僕は青春から出来るだけ遠ざかる

年上のあなたには初めから

僕の手の届かない愛が居た

200マイルも離れた 名も知らぬ駅で降りよう

そしてむかしあなたの為 作った歌 唄おう

教会の鐘が鳴り響く頃

お別れに一度だけあなたの名を呼ぼう

花をちぎれない程 やさしい人に

恋は無理よとあの日あなたは言った

恋の上手な人たちは少し意地悪

僕の胸を吹き抜けたあなたの吐息

200マイルも離れた 名も知らぬ駅で降りたら

あなたの好きな花さえも ちぎり捨てて みせよう

列車が陽の当たる坂道を登ってく

遠くに青い海が光ってる

訳もなく涙があふれて来て

もう愛の歌なんて唄えない

発売日:2004-06-30

歌手:さだまさし

作詞:さだまさし

作曲:さだまさし