Ballad Ballad-CittY

浮かれてた夏を

ありふれた小さな夏を

戸惑い続けてた夏を

あなたを見上げてた夏を

優しい風が吹き飛ばした

手をつなごう 大人になった二人は

八月の空が 眩しすぎて立ち止まる

人混みに紛れ込む あなたの背中を探した

これが恋だとか そんな事も分からずに

いつのまに 心の奥 あなたが埋め尽くしていた

二人がちょっと切なくて 手を伸ばしたとき

形の無いこの想いに 身を任せていたんだ

Ballad Ballad 喜びの涙 やがては離れ行く二人

水たまりに映る今を 飛び越して見える向こう側

変わらない ものなんてどこにもないけれど

それでもきっとこのまま...

雨の降る午後も 笑いながらやり過ごす

人混みに紛れても あなたをすぐ見つけられる

打ち寄せる波が 少しだけ不安誘う

傷付け合う日々の事 黄昏の空に浮かべた

遠くの空 星ひとつ 消えそうな光

目を覚ましたときにはもう あなたがいなくても

バラバラさ それでも二人 指先でつながるシンパシー

頼りなく揺れてる花が 鮮やかに彩る季節

Ballad Ballad

浮かれてた夏が

ありふれた小さな夏が

戸惑い続けてた夏が

あなたを見上げてた夏が

いつかは海に還るのなら

手をつなごう ギュっとにぎって歩こう

発売日:2014-07-02

歌手:CittY

作詞:岸田小石

作曲:岸田小石