やがて空に星と月-Large House Satisfaction

明日世界が終わる

僕ら気づかないふりで

別れの時までいつものように

街を歩いている

やけに柔らかな日だ

青空に遊ぶ雲

離ればなれになるには

暖か過ぎて 穏やか過ぎて

まるでウソみたいだ

さよなら 君との

美しいこと

本当の 僕らは

弱かっただけ

「生まれ変われるなら」

なんて言葉を

胸の中 繰り返す

やがて空に星と月

夜の長い階段

踊るように降りてゆく

最後のワルツが終わってしまう

繋いだ手を離す

瞳と瞳が

合わさると君の頬に

涙 冷たく流れる

思わず腕を伸ばしてしまった

君は背を向けた

僕は 君なしで

踊れるのかな

離した 手と手は

もう 戻らない

「貴方なしで私、踊れるのかな

君はそっと呟く

そして僕は少し笑って言った

「似た者同士だな」

さよなら 僕らの

美しいこと

君は 独りでも

踊れるさ

忘れることはない

君のすべてを

「生まれ変われるなら」

なんて言葉を

二人は繰り返す

やがて空に星と月

発売日:2015-09-09

歌手:Large House Satisfaction

作詞:小林要司

作曲:Large House Satisfaction