あの夜からどれだけ 遠くへきたんだろう 心がいまも疼くのは なぜ なぜ なぜなんだろう 月だけが見ている 碧く錆びついたベンチ 夜がどこで終わるのかも ふたり知らずにいた さみしさの片端 ただギュっと握りしめて すぐに過去になってしまう いまにおびえていた あの夜からどれだけ 遠くへきたんだろう ふりむく街は他人(ヒト)の波 逢いたいのはなぜだろう 信じていたことばを いまも思いだせるかい 哀しみさえも許すのは なぜ なぜ なぜなんだろう 未来がどうなるか なにもわからないくせに 君をかならず幸せに できると信じてた それぞれに見ていた 空はおんなじはずだった 嘘じゃなかった分だけ つらい嘘になるんだね この想いの続きは どこにあるんだろう 変わり続ける街並みは なんにも言わないまま あの夜からどれだけ 遠くへきたんだろう 心がいまも疼くのは なぜ なぜ なぜなんだろう 発売日:2000-05-17 歌手:高橋克典 作詞:松井五郎 作曲:織田哲郎