21g-KANA-BOON

僕らいつまで経ったってこの人生が続いていくような

妙にリアルな幻の中で笑う

もしも明日世界が終わるって言ったら

なにをするかな

後悔の数や失敗の数を数えるかな

幸せな思い出ほど

失ったいまに深く刺さる

けれどその事実が その真実が僕を生かす

いつの間にか子供じゃなくて

気がつけばそれなりになって

ずっと昔に見てた誰かさんよりも大人になり

大事な人も増えていくんだ

消えてしまえば寂しいんだ

あの頃より強くなったのに

まだ涙が出るんだ

魂の重さって結局何グラム

生きてきた重さは比例する?

それなら君はきっと誰より重いような気がするから

半分を僕が支えるよ

誰にでも いち抜けしたい

そんな瞬間がある

だからこそ最後までここで立って見守るよ

いつの間にか無邪気じゃなくて

気がつけばそれなりになって

ずっと遠くに見えた誰かさんが意外と近くて

数えきれない恋の中で

たったひとつの愛を見つける

夢みたいな話だけどいつかわかる

君だってそうなんだ

しわの隙間に思い出を刻んで

白くなった髪を讃え合ったりして

そんな未来を描くよ

骨になって風に舞って君のもとへ

ゆらり 落ち葉みたいにさよならと

優しく伝えれたらいいな

悲しみはいつまででも僕らのそばにあるけど

いつの間にかひとりじゃなくて

気がついたらふたりになって

ずっと遠くで見てた一番欲しかった宝物

大事なものが増えていくんだ

失うことは怖いけど

そんな感覚も君がくれた一生の宝物なんだ

しまっておくよ

発売日:2022-03-30

歌手:KANA-BOON

作詞:谷口鮪

作曲:谷口鮪