風に追われるように街を歩いてる 痩(や)せた野良犬も見かけなくなった 路地の屋台で聴いた ギター流し歌 そんな風情もまた 消えて行(ゆ)くのですか 小さな手をつないで 夕焼けこやけの道を 歌って帰った昭和は風の中 裸電球点(とも)した小さな駅から 夢を枕にして あの日 町を出た あれから幾年月 時は流れたけど あの日の夢はまだ列車の棚の上 貧しかったけれどみんな元気だった 笑顔と一緒に昭和は夢の中 振り向けば人生の旅は半ば過ぎて 歩いて来た道に悔いはないけれど 遅くなんかないさ 夢をもう一度 追いかけてみようか 少年(こども)の頃のように これからが青春です もうひと花咲かせましょう 思い出つまった昭和は夢の中 昭和は夢の中 発売日:2009-10-21 歌手:大川栄策 作詞:オオガタミヅオ 作曲:オオガタミヅオ