メタモルフォーゼ真っ最中-Base Ball Bear

恋愛体感温度に致命的差があると言っていた君を

サリンジャーの少年みたいに笑いとばした白日場面。

手紙の付録、君の部屋の香りのせいで思い出せた。

一足先に手を振って再見(さよなら)の笑顔。

もう会えないと直感予報。

次に会った君は君。でも、あの日と温度のちがう君。

俺は群青の夜明け通りに1人、アローン。

額に手をあて熱を測る。平熱を感じた…

君色街の風を あぴる度にふらついて、君にしかられて

いるような気分を味わえるよ。

それと同時に今の俺のモノ足リなさを感じて、失笑して。

早い者勝ちのシステムになってどれ位経ったのだろう。

君もそんな恋にノッてしまうの?

サリンジャーの少年は通用しないってことなんだね?

俺は群青の夜明け通り1人、アローン。

道端には碓かの抜け殻、今日もどこかでメタモルフォーゼ展開中。

額に手をあて熱を測る微熟を確認した。

発売日:2003-11-26

歌手:Base Ball Bear

作詞:小出祐介

作曲:小出祐介