忘れてただけなんだよ 何も見えないわけじゃない 世界中が 境界線 捨ててしまっただけだよ ほら いま マーブルに溶けた そら さえ まわりだす 何の予感も信じない 君と僕と そして夜の 境い目さえ消えた時に 船を漕ぎ出そう 二人だけの船 花と星 星と君が ひとつになったみたいだね 闇のなか 踊るような 声が聞こえてきたんだ もう いま 愛してた記憶 それ だけ 抱きしめて 忘れないで いつまでも 君の中に流れてる たくさんの声があること その歌で漕ぐよ 二人だけの船 今 海をかける 藍色の夜の向こうから 眠る君の白いまぶたを 見つけた時 くちづけ 吐息をただ確かめる 君のいのちを この 手に 愛された記憶 それ だけ 乗せてゆこう 忘れないで いつまでも 君の中に流れてる たくさんの声があること その歌で漕ぐよ 二人だけの船 失われた海へ 発売日:2011-09-07 歌手:ZABADAK 作詞:吉良知彦 作曲:小峰公子