O.L-T.M.Revolution

煙たげな 店を抜け出し

これからふたり どこへ行けばいい

眠りさえ 性になる街で

ガードの下の 錆びた匂いと

汚れた壁に 癒されながら

喘ぎながら 互いを知り合う

昨日までを 庇うように 抱きしめてみた

君の肩越しに 新しい何かが 見えて

わずかな夜を 滑り落ちて消える

くちづけよ 孤独な花になれ

迷いの中で 咲き急ぐ想いが

頼りなくも はかなくも風に震える

影絵の様な 揺らめく日々に

ひとつひとつと 種を蒔いてく

終わりのない 旅を続けよう

歩いたのは 途切れのない 歓びの場所

見せかけの宝石の 輝きばかりが 今も…

声も出せずに 君の熱を待ってる

唇 の孤独よ 花になれ

嵐の中の 波に触れるように

君に触れて 見知らぬ沖に流される

わずかな夜を 滑り落ちて消える

くちづけよ 孤独な花になれ

砂漠の中の 瞬間を咲いておくれ

生きるほどに 削れる心なら

声も出せずに 君の熱にむせて

繰り返す 夢なら覚めないで

失うだけの 闇にもつれながら

頼りなくも はかないものを育ててる

発売日:2002-07-01

歌手:T.M.Revolution

作詞:井上秋緒

作曲:浅倉大介