蜜蜂の毛布-tacica

あの別のコードが泣いた部屋

独りでに今日をリタイヤ

あお向けになって流したのが

うつ伏せになって隠したモノ

新しくなった2階の部屋

キミらしくない日を貼って

眼の中に景色がないのなら

窓際で毛布を待って

もしも今夜

世界旅行が終わる事 分かっても

キミが眠る場所が

この街で一番綺麗な場所であろう

やがて そんな本当を

見失ってしまうだろうか

珍しく僕の使い方が

この針を便利にしたって

これだけの景色があったなら

明け方に恐怖はない

では向こう側の

予報にもない事が分かるかな

僕が眠るまでのこの場所が

一番綺麗なままの理由

やがてそんな本当を

忘れ去ってしまうだろうか

蜜を追うから迷える君達が

怯える日々に憑く魔物が

振り下ろした凶器も

涙を呑んだ途端に消えるのかな

1人眠ろうとして

「眠らないかい?」

「いや、眠りたいんだ。」

1人眠ろうとして

「忘れないかい?」

「いや、忘れないんだ。」

踊れない事で

消える世界は

そのオレンジの

キミが眠る場所は

この街で一番綺麗なままであろう

破れそうな毛布を

震える量と比例してみたいんだ

蜜を追うから迷える僕達が

怯える日々に憑く魔物も

キミが嫌いな多くも

いつもに飛んだ途端に消えるさ

眠ろうとして

発売日:2009-01-14

歌手:tacica

作詞:猪狩翔一

作曲:猪狩翔一