ハッチ-鶴来民子(小見川千明)

こんな風だったっけ どんな風だったかな

あたしがずっとなりたかったのは

ゆらゆらと揺れる隙間だらけ 見ないふりが出来たなら

泣いたり笑ったりするといつも顔を出すパラノイド

見つけたと思ったらまた少し遠くへ

わずかの差でも埋まらない距離が

強くなるというのはどんなことだろうかと

考えるあたしを笑うようだ

狭い世界で夢見ていた 囲まれた壁にもたれ

大きな声で泣いて笑った あの子に出会うまでは

素直になれれば良かったことが星の数ほどあれば

渇いたココロは雨に打たれ溢れ出すパラノイド

いらないと思ってた馴れ合いはいつしか

カタチを変えて隙間を埋めていた

強くなるというのはこんなことだろうかと

なんとなく見つけた気がした

狭い世界で見てた夢は囲まれた壁を越えて

大きな声で泣いて笑った あの子のように

絡まった糸が解けてココロは雲より軽く

見つけた光を辿ってどこまで行けるだろう

素直に泣いて笑っていられたら

もっとずっと

歌手:鶴来民子(小見川千明)

作詞:きみコ

作曲:佐々木淳