口唇に気高さを-PEARL

週末のざわめきと人混みのプラット・ホーム

行きかう人の出会いと別れのセレモニー

さよならが切り出せないあなたの横顔

見つめても もう何も変わらないのね

木枯しが吹き抜けて行く 夏だと言うのに

シナリオ通りのセリフが 今は思い出せない

口唇に気高さを 飾りのない言葉で

教えてほしい いつか別れはセピアに変わるから

夏の日の恋なんて はじけて消えてゆく

バブルの涙みたいに 束の間の出来事

強がる言葉の裏で 泣いてる気持ち

瞼を閉じれば あの頃の2人が見えるのに

口唇に気高さを 哀しみを乗り越えて

色鮮やかに舞いあがれ 望みのかなう日まで

口唇に気高さを 夏が過ぎてゆく頃

私のことを思い出して 変わる季節を見送るように

スクランブル交差点 幾つもの思い出が

通りを渡る人の波に1つづつ消えてゆく

口唇に気高さを 飾りのない言葉で

教えてほしい いつか別れはセピアに変わるから

口唇に気高さを 哀しみを乗り越えて

色鮮やかに舞いあがれ 望みのかなう日まで

発売日:1997-07-21

歌手:PEARL

作詞:田村直美

作曲:田村直美