まだほんのちょっと未練がましく キミが好きだった歌をかけてみる 動かなくなった柱時計の針 ただ空回った歯車がひとつ ストラトの泣き声が響いた 私の名前なんて忘れていいよ ヒラリ 舞い散る花のように だけどいつかこの歌を聴くときは ねえ、隣に誰かがいたこと思い出して 「お幸せにね」って最後の言葉 無理につよがって笑ってみたけど 私と付き合っていたころよりも 幸せになってほしくはないのよ バスドラが心を蹴飛ばした 初デートの写真もペアリングも 簡単に捨てられたのに 胸に刻まれた歌声のせいで また、キミの笑顔思い出してしまうんだ 私の泣き声が響いた 鎖で繋ぎ止められたメロディー もうサヨナラ告げるために プレイリストから消去しようとして でも、それすらもできなくて どうせ忘れることはできないから 未練がましく生きてゆく せめて次にこの歌を聴くときは ねえ、今よりも上手に笑えるように ねえ、最後まで涙を流さないように 発売日:2019-03-27 歌手:ときのそら 作詞:40mP 作曲:40mP