マーブル-KANA-BOON

住み慣れた街を出るような

着慣れない服で歩くような

寂しさと胸の高鳴りがマーブル模様

交じっている

正しさだけを選べたら

後悔のない人生でしょう

君が透明になった夜は

月が欠けていたな

思い出 走馬灯のように駆け巡る

時計の針が壊れたように回る

ねぇ 春になったら

哀しさなど 桜の花びらに乗せて

もう 戻らないけど 戻れないけど

また 笑っていてほしいんだ

冷えた心を温める

少しぐらい浸っててもいいけど

そのうち過去はぬるくなる

風邪を引かないでね

きっと季節が巡るたび

歳をとって皺が増えていくたび

朧げになるのだから

痛みを感じる現在を抱いて

ねぇ 春になったら

慌ただしく流れる日々に乗ってゆこう

ねぇ いつか僕ら忘れてしまうけど

それは正しいことなんだろう

ねぇ 時が経ったら振り返ってさ

あんなこともあったねなんて

笑い合ってみたいね

なぁ それまで頑張ってみるから

ねぇ 春になったら

君も知らない僕がここに立っているけど

今日明日明後日も10年後だって

僕は僕のままでいるよ

発売日:2020-03-04

歌手:KANA-BOON

作詞:谷口鮪

作曲:谷口鮪