空は未だ群青色の朝 外はそぼ降る純色の雨 窓にこびりついた残り顔流し 牛乳瓶に注ぎ込む雨よ 惚れられ惚れて早一年経って 若さと馬鹿さ空転りするさ ヒールが七糎のブーツをはいて ぼくを踏み潰して出ていった 朝よ 塀の上で 塀の上で ぼくは雨に流れみてただけさ 誘導灯が流し目くれて 広告塔が空に投げキッス 羽田から飛行機でロンドンへ ぼくの嘆き持ってお嫁に行くんだね 今日は 塀の上で 塀の上で ぼくは雨に流れみてただけさ 発売日:1992-06-01 歌手:矢野顕子 作詞:鈴木慶一 作曲:鈴木慶一