もうすぐ夏の終わりねと君は 独り言みたいに 小さくつぶやいた 遠くで子供達の 笑い声が聞こえる 僕はよじれた煙草 ポケットから出して 火をつけた そっと目を閉じれば 今もあの日と同じ 潮風が2人の 季節を思い出に変える どこまでも青い空に溶けてゆく 波の音に時が まどろんでゆく なんだか久しぶりに 2人で海を見たね あんなに激しい日々が 今は嘘のよう きっといつまでも 君を愛してゆける もしもこの恋が 終わったとしてもきっとずっと 君に出会えてよかったと思う 何一つ言葉にできないままだけれど そっと目を閉じれば 今もあの日と同じ 潮風にはしゃいで 手をふる無邪気な君がいる 発売日:1993-12-23 歌手:織田哲郎 作詞:織田哲郎 作曲:織田哲郎