鳴りだした汽車の笛(ふえ) 時計の針見れば くもる窓くもる目に 溢れる想い 遠くなる故郷を せつなく振り向けば 街灯りまたひとつ 消えては浮かぶ 北風が裏通り 流れるあの挽歌 故郷を偲(しの)ばせる 流行(はや)りの歌か 温かい母の胸 優しい掌(てのひら)を 思い出すこんな夜は 涙にくれる 降り出した走り雨 さえぎる傘もない 寂しさに酔いどれる 屋台の酒よ 人の世の苦しみや 男の生きざまを なぁ親父教えてよ 彷徨(さまよ)う俺に 人の世の苦しみや 男の生きざまを なぁ親父教えてよ 彷徨う俺に 彷徨う俺に 発売日:2003-10-22 歌手:山本譲二 作詞:琴五郎 作曲:琴五郎