真夜中のスケッチ-SAKA-SAMA

終電はもうとっくに過ぎた

真夜中のスケッチ始めよう

少しずつ描こう 前を見て歩こう

甲州街道と一緒に夜の風に浸る

こんな風にこの街に

馴染んでいくのかしら

夢と空を重ね合わせて

ひたすらに描くんだ

広くて遠くて近い宇宙へ弾きだすんだ

ずっと分かってたようで

僕ら何にも見えてなかった

新宿には人がたくさんいるのに

なんて寂しい場所なんだろうって思ってた

でもね不思議な予感や

胸が高まる鼓動の合図は

この街から溢れ出してく

渡る橋の途中では切ない虚しさは

どうやら付き物らしい

このまま淡い夜空の中

溶けてしまいそうな予感

真夜中のスケッチでおとぎ話を描こう

心の中では本当はずっと弱くて寂しい

だけど街角越えて坂を登って何かを掴むの

夢と空を重ね合わせてひたすらに描くんだ

広くて遠くて近い宇宙へ弾きだすんだ

ずっと分かってたようで

僕ら何にも見えてなかった

新宿はきっと故郷(ふるさと)と変わらない

青空がどこまでも続くことと同じ

悲しいことがあったとしても

いつかは癒えて大切なものになりますように

それはどの場所でも変わらないことだと

静かにそっと心に落ちた

真夜中のスケッチ

発売日:2020-09-09

歌手:SAKA-SAMA

作詞:篠田美月・ボンボヤーズ

作曲:篠田美月