らせんの夜-HUSKING BEE

魔法が解けたらセピアの街の向こうで

目を細めて そこには何が見える

胸に 闇照らすオレンジの猛火焚いて

動き出す 歩き出す

置いてきた日々 背中越し遠くで

あの日の君が ほら そっと手を振っている

旅立ちの日 その声 この胸に刻んで

遥か想う 走りだす

どこかでこぼした ため息ひとつ

静かに空染めながら

言葉にすれば敵わぬような

触れてしまえば叶わぬような

ライン飛び越えたら また長いらせんを

駆け登って行くよ

明日がすぐそこになくても

君の声 もう聞こえなくても

あの月がもう見つからなくても

目を離さないで

その灯を絶やさないで

強く遠く導いて

さあ 追いかけて行くよ

ああ 今すぐ届かなくても

足もと もう待ってなくても

夜のどこかで ふと 見上げるよ

明日がすぐにこなくても

君の声 もう聞こえなくても

夜のらせんを駆け登って さあ 行こうよ

あの月がもう見つからなくても

発売日:2013-02-20

歌手:HUSKING BEE

作詞:Kazuya Hirabayashi

作曲:Kazuya Hirabayashi