心細胞学-NOVELS

光学顕微鏡でも覗けはしない世界

瞼を閉じ さぁ探しに行こう

アスファルトの上 傘の真下 叩いた雨音が

奥の方で響いた

想像してた以上に深い闇の中を

ライトも持たずに一人ぼっちで

微かな音を頼りにして進むしかないのは

誰にも見れない場所だから

つまずいたって怖くないよ

だってそれはずっと前に僕が隠したもの

足りないものを与え合う そういうもんでしょう?って

君の声が僕に 泣きながらくれたもの

天文学的な数を持ったそれを

思い出と呼ぶのは儚いけど

出会いの数だけ別れがある そう言える強さも

あの日の君から貰っていたんだね

涙の理由を忘れても 消えたりなんてしないよ

出会えたことよりも大切な日々をきっと 生きていたから

記憶は細胞 繋がり合ってできる心

伝える言葉で 変えることができる世界

足りないもの 君に僕は

何かあげられたかな

僕はまだここにいるよ

君が少しだけ変えた世界の真ん中

涙の理由を忘れても 何回だって探すよ

孤独のその意味を 優しさの裏側を知った日を

迷いながらも見つけるよ そして歌うよ いつか

また巡り会えたとき ちゃんと君を見れるように

発売日:2011-10-12

歌手:NOVELS

作詞:Mao Takeuchi

作曲:Mao Takeuchi