美しい棘-GLIM SPANKY

十字架の見える窓で 風が遊ぶ度プリーツを揺らすよ

誰も邪魔をしないで わたし今が全てだから

儚く綺麗な時 大人には解んないでしょう

棘に刺さりながら 少女は今

深い傷を増やして喜びを知っていく

今までとなりに居たあなたから手を離せば最後

もう知らぬ人

教室を抜け出して見上げた空は どんな青よりも鮮やかで

何にも知らずに笑える二人 春の夢のようね

あなたと一緒だからわたしも生きてゆける

季節を駆け抜けゆく 少女はただ

香る草の匂いも忘れたくはなかった

いつかはこんな事を思い出す時が来るのかなって語りあっている

若さがいつか消える事解ってる

言われなくとも私たち馬鹿じゃない

だけど血を流しても噛み締められないのは

ああ憎いもんだわ 本当知りたいだけなのに

痛みを隠しながら 少女は今

傷を治せる愛を少しずつ知っていく

じゃあまた明日ねって言えること

それだけでほら全部 暖かいこと

棘に刺さりながら 少女は今

深い傷を増やして喜びを知っていく

今までとなりに居たあなたから手を離せば最後

そう魔法の様で

ふと気付けば最後 もう知らぬ人

発売日:2017-04-12

歌手:GLIM SPANKY

作詞:松尾レミ

作曲:松尾レミ