旅人に似合いの 終着の駅からは 一人ずつ悲しい さだめ背負った ひとが降りる 女のいのち 一つにかけて 室蘭のこの町へ 荷物も持たず 私は来た 無茶をして馬鹿だと 口先で責めながら あのひとは私を ここでやさしく 抱いてくれた 女の夢は 小さいけれど 何よりもはげしくて はるばる遠い町まで来た 北国の室蘭 あのひとが住むところ 今日からは私も そっとあなたの そばで眠る 女の意地で つかんだ恋を いつまでもこわさずに 夜霧よどうか つつんでいて 発売日:2006-02-22 歌手:森進一 作詞:阿久悠 作曲:彩木雅夫