遠まわりして帰ろう あの角を曲がれば 胸が踊る 見知らぬ街並みを ほら一人きり歩きましょ 急ぎ足の日々から 心 解きはなせば 壊れそうな気持ちに気づいたの ふいに見上げる空 淋しさを埋めるため… そんな恋はもうできないけど 時には誰かの胸で 泣いてしまえたらいい… きっとこんな夜は 遠まわりして帰ろう 気まぐれに歩こう 空に浮かぶ青い月の雫 そっと涙にかわる 取り繕う笑顔と 強がりの微笑み 戸惑うだけ大切な何かを 失ってゆくのね せつなさは愛しさへ 愛はかたち変えてゆくけど 私はどこへ歩いて 明日を探してゆけばいいのか 教えて 夢を見て眠りましょ 風に身をあずけて 月の雫 心まで濡らして 私に帰るまで 発売日:1996-09-26 歌手:森川美穂 作詞:森川美穂 作曲:水野雅夫