馬鹿はアノマリーに憧れる (feat. 鏡音リン)-鬱P

没個性に劣等感 没個性に嫌悪感

没個性に劣等感 没個性になりたくない!

無頼派文豪は人蹴散らして 傑作良作生み出したんだ

だから僕もと非凡を求め 複写の個性で踊りだすんだ

少年は無数の目玉を意識した

(南無阿弥陀ノーマルな人間 南無阿弥陀ノーマルな人間)

少年は「奇特」の言葉に酔いしれていた

(南無阿弥陀ノーマルな人間 南無阿弥陀ノーマルな人間)

主 お前とは違う

人 お前とは違う

公 お前とは違うんだ

ワン・ツー

あのアノマリーなりたくて

身体に飾りを付けてゆく

あのアノマリー憧れて

己にデカール貼りつけた

没個性に劣等感 没個性に嫌悪感

没個性に劣等感 没個性になりたくない!

承認欲求に溺れていった 少年には人近付かなくて

「社会不適合こそステータス」 半笑いでそう答えた僕さ

少年は個性の定義に踊らされてる

(南無阿弥陀ノーマルな人間 南無阿弥陀ノーマルな人間)

少年は村八分になり尚ステップ踏む

(南無阿弥陀ノーマルな人間 南無阿弥陀ノーマルな人間)

主 お前とは違う

人 お前とは違う

公 お前とは違うんだ

スリー・フォー

あのアノマリー 輪の中で

はみ出す美徳と履き違え

あのアノマリー憧れて

手首にマヌケを刻み込む

自分がどうあるべきかよりも

人の目ばっか気になっちゃってさ

次第に欲望エスカレート

「個性派脳になりたい」

奇人に 変人に なりたくて

脳を傷付けた

それこそが「究極の個」

あのアノマリーなりたくて

取り替え効かないこの身体

あのアノマリー憧れて

素敵なジブンになりました

あれから何十年と経っても

管だらけで動かない僕は

欲しかった物手に入れたように

嬉しそうな顔していた

発売日:2014-09-05

歌手:鬱P

作詞:鬱P

作曲:鬱P