わかれ旅なら これきりならば 抱いてやりたい おもいきり あの日夜桜 浮かべた川に 今日は名残りの 雪が舞う お酒に酔って はしゃいだあとの 口紅(べに)がせつない 淡雪のひと 風の音にも 目覚めてすがる 罪はおまえに ないものを 眠れないまま 身をよせあえば こころ乱れる 夜明け前 半年早く 出逢っていたら それもみれんな 淡雪のひと ひとりこれから どうして生きる 聞けば蛇の目傘(じゃのめ)で かくす頬 次の世で逢う 目じるしなのか そんな気がする 襟ぼくろ 意地でも泣きは しませんからと 言って泣かせた 淡雪のひと 発売日:2008-05-07 歌手:美川憲一 作詞:水木れいじ 作曲:水森英夫