坂道-THE ALFEE

長い坂道を見ると

学生達が急いでる

いつかあいつと降りた駅の方から

遥かな街が広がる

あの日この道で別れた

振り向かない約束をして

小さくなった あいつの後姿に

一度だけ手を振った

ようこそ想い出 ホロリ一粒を

頬にこぼそうとしているのか

ひとときだけなら 付き合ってもいい

あとは 何処か 消えていってくれ

“俺は このギターをいつか

自分のものにするんだ”と

二人通った楽器屋も 姿を変えて

今はただ通り過ぎるだけ

これから あと どれくらい

坂を登れば 良いのか

きっとその度に俺は 振り向くだろう

一度だけ手を振るために

さよなら想い出 別れを告げたのに

まだウロウロしているのか

しばらく君には 会わないでいたい

早く 何処か 消えていってくれ

ようこそ想い出 ホロリ一粒を

頬にこぼそうとしているのか

ひとときだけなら 付き合ってもいい

あとは 何処か 消えていってくれ

発売日:1990-10-17

歌手:THE ALFEE

作詞:坂崎幸之助

作曲:高見沢俊彦