寂恋-Little Parade

リズムに乗って走り出すメロディーのように

君と笑って話せた あの日のことを

舞い上がって空になって 並んで着地をして

どんなに嬉しかったかは誰も知らない

Ah 花の香りは 手で触れないのに あの日

君が放ったほんの僅かな 気配にもたれ掛かる夕方

満ち足りてはしがみついて涙は溢れる

君が笑ったその瞬間 苦しみを一瞬にして奪う

光があることを知ったそんなことを想う一人の部屋

僕だけを 照らしてた 小さな春よ

日向の匂いを今も 抱きしめたくなる

僕だけの 宇宙を 作った以上は

どんなに悲しかったかを誰も知らない

Ah 想い出はそう 遠ざかるほど 内側で熱を帯びて

決まって同じ場所で止まる オルゴールを聴いてるみたい

スタートに戻しても同じ物語なのに ここは

君が放ったほんの僅かな 気配にもたれ掛かる夕方

こんなにも君の不在を淋しく思える

僕がまだいた

うつむいたらもう逢えないような気がして

前を向いて生きてるよ

きちんと、あの日を引きずりながら

発売日:2021-01-27

歌手:Little Parade

作詞:太志

作曲:太志