ひとりお酒を注ぎ足す毎(ごと)に 涙に染まるリアス線 トンネルひとつ潜(くぐ)るたび 沖の白帆が鴎に鴎に化ける 小手をかざして あなたが云った いいとこだろう 三陸は 嫁ぐ気でいた漁師の家に その気にさせたリアス線 あの夢どこへ行ったのか 外方面(そっぽづら)して鴎が鴎が逃げる 遠い汽笛よ 舞い散る粉雪(こゆき) 教えておくれ 巷(まち)の子に 思い出すのは いいことばかり 年忌(ねんき)の春のリアス線 もう聴くこともないでしょう 土地の浜唄 鴎の鴎の噂 そして不可思議 宮古に残る 浪花の言葉『おおきに』も 発売日:2014-01-08 歌手:成世昌平 作詞:もず唱平 作曲:聖川湧