駅前の本屋の前で君はバスを待って雨やどり 花のようなやさしさはまるで幼い時のまま 変ってないようにみえたけど 町の噂では叶わぬ恋をしてたと 君の前をタクシーが泥をはねて通りすぎる 君は傘を降ろして作り笑顔でうつむいた 何気ない顔で俺は君の前をぬけた バス停のすぐ前の小さな店で俺はコーヒー 窓際をそっとさけてわざと奥へと逃げ込んだ こんな気持ちで時が過ぎ 悔やみ続けるのは今ででもう沢山 火をつけた煙草さへ小さくふるえて止まらない 押さえられない胸で窓の外に目をやれば あがりかけた雨の中君はもういない 部屋に帰ってしょんぼりひとり聞くビートルズ ひとり聞くビートルズ 発売日:2004-06-23 歌手:谷村新司 作詞:谷村新司 作曲:谷村新司