デッドアンドシーク-じん

幻想話の暴走

飛び込んだ事故の彼方から

単身で僕は気が付いた

反面、彼女は失踪

繰り返した伴侶の会話の温度は

簡単に脳裏で憎悪になって

その瞬間意識の高揚

気の遠くなる程の量の

計算で頭が詰まって

これが「人体組織の変貌」

冴えきった目の配色がなんだか

怪物じみてないですか

脳汁治まらない 細胞が知ろうとする

真夏日を描いた 赤、白、青の幻想

解剖で血に塗れた手を取ってよ

きっと君はまだあの夏の温度に

縛られてるんだ

「僕はまだ正常さ」

大丈夫、君以外を××してでも

すぐ助けるから

数年余りの研究

その精度は人類進歩の

数世紀分もの成果になった

幻想理論の究明

あの数奇で妙味で

どうしようもないような

空間はどうにも厄介そうで

あれは空想世界の存在?

物語の「中身」の様で

非現実じみていたんだ

ただ単純科学は聡明

あの時と同じ様に描いてやろう

「君と、僕のように」

絶対に許さない 明るい未来なら

あの日から、もう全部奪われてしまった

存在を確かめる様に今日もまた

実験を始めよう カウントダウンで

あのドアを さぁ、もう一回開こうか

「ねぇ。次は君の番だよ。

うまく逃げられるかな?」

発売日:2012-05-30

歌手:じん

作詞:じん

作曲:じん