風の祈り-木村竜蔵

風に身を寄せて紡いだのはあなたへ贈る言の葉

悲しみに冷えたあなたの心を温める詩

一人で抱えるにはこの荷物は少し重すぎるよ

それでも笑ってみせる顔が余計に悲しいから

風の祈りよ大地に届け

吹き荒れる山背に身を乗せて

いつかあなたが流した涙

悲しみの火群鎮めるまで

舞い上がれ春の空

時の流れさえ憎むほどに長い夜の帳が

幾重に重なり月明かりも街灯りも消す

夜明けを誘うのは心の底から笑える時

その時は隣で僕も一緒に笑ってもいいかな

風の祈りよ遥かに響く

緑の風もまた人の声

いつかあなたと見た影法師

今はまだ涙滲ませても

舞い上がれ春の空

風の祈りよ大地に届け

吹き荒れる山背に身を乗せて

いつかあなたが流した涙

悲しみの火群鎮めるまで

風の祈りよ遥かに響く

緑の風もまた人の声

いつかあなたと見た影法師

今はまだ涙滲ませても

舞い上がれ春の空

発売日:2012-09-12

歌手:木村竜蔵

作詞:木村竜蔵

作曲:木村竜蔵