哀愁砂漠-キム・ヨンジャ

日暮れすぎに風が吹くと

もう少し泣きたくて

都会(まち)の砂漠(うみ)に小船浮かべ

ゆらりゆらりと漕いでみる

あんたの夜空(むね)に抱かれて見た

三日月いまも覚えてる

しがみついて信じあって

夢の中を走った

東向きの部屋は朝がしあわせ

朝日浴びるたびに女になれた

笑い顔が消えて愛が終わるときに

男女(ひと)が季節を変える

忘れたくてくちびる噛むと

もう少し欲しくなり

都会(まち)の砂漠(うみ)が荒れる夜は

波をかぶって濡れてゆく

あんたに命かけたことを

後悔なんかしないけど

未練ごころ熱いうちは

どこにいても淋しい

忘れ物を取りに来たふりをして

ドアのボタン押して声を聞かせて

久しぶりに逢えば過去へ帰れそうな

甘い予感がつらい

東向きの部屋は朝がしあわせ

朝日浴びるたびに女になれた

笑い顔が消えて愛が終わるときに

男女(ひと)が季節を変える

発売日:2005-04-27

歌手:キム・ヨンジャ

作詞:岡田冨美子

作曲:ひうら一帆