渡良瀬の夢-せきぐちゆき

渡良瀬川に 陽射し かがやき

はしゃぐ少年 まぶしい笑顔

守って行きたい宝が ここにここにある

手を振る母に 気づいて走る

小さな手のひら 小石にぎって

残して行きたい美しさが ここに ここにある

おごり始めた人の心 清らな水に映して 今

大切なもめは何か 見つめよう もう一度

百年の桜よ 千年の川よ

万年のいとなみよ 今

愛するひとの明日を守るため

遥か時をたずねよう

青き山の心を 水の心を

ひびく大地の声を

共に感じよう 共に生きよう

渡良瀬の夢よ

助けてくれと 誰かの叫び声

騒音でかき消し なかったことにして

都合のいいことだけを 真実と呼んでいる

いがみ合うことに 精一杯で

たとえ目の前 倒れてる人がいても

気づかぬふりして 踏みつけて 通りすぎて行く

一体いつまで大人たちは ああ そんなことしているの

手を取り合うことでしか生み出せない力がある

百年の桜よ 千年の川よ

万年のいとなみよ 今

愛するひとの明日を守るため

遥か時をたずねよう

青き山の心を 水の心を

ひびく大地の声を

共に感じよう 共に生きよう

渡良瀬の夢よ

発売日:2013-06-05

歌手:せきぐちゆき

作詞:関口由紀

作曲:関口由紀