恋人-米倉利紀

責めないでくれ 君の目の前で泣き崩れて

”愛してる”と言えばずっと、僕から消えないでくれるかい?

出会いは何時も突然で 別れは複雑で

一人の夜、君と過ごした 想い出巻き戻してみる

意地を張って拗ねては 優しさに甘えて

握られた手 握り返せない 受け身な愛 素直になれない

Ah 無神経な地下鉄に飛び交う会話

心、冷たく取り残される……

縛り付けたい 誰の元へも戻れないように

大人ぶって見守る瞳 僕を寂しく押し潰す

責めないでくれ 君の目の前で泣き崩れて

”愛してる”と言えばずっと、僕から消えないでくれるかい?

晴れた空に似合わない ずぶ濡れな心が

沈黙から抜け出したくて 独り善がり白けてゆく

君との微妙な距離 今も定まらない

「君しかない」その一言が 言い出せない恋人のまま

Ah 狙い定めて鋭く呟かれて

心、虚しく砕け散ってゆく……

縛り付けたい 誰の元へも戻れないように

大人ぶって見守る瞳 僕を寂しく押し潰す

責めないでくれ 君の目の前で泣き崩れて

”愛してる”と言えばずっと、僕から消えないでくれるかい?

発売日:2003-02-26

歌手:米倉利紀

作詞:Toshinori Yonekura

作曲:Mari Sasaki