COLD JAIL NIGHT-尾崎豊

スモッグに煙る街並みは渋滞のロードレース

空からはいつものように繋がれた人が踊る

不満とナイフ 押し込められた護送バスの中で誰もが

何かが少しだけ違う生き方強いられる

この暮らしが始まる始まる前に一つだけ聞いておこう

動機と心の病の上に罪名が被さる

脅えと目眩 諦めに似た雑居房の中で誰もが

跪いて一滴の水を乞うのだろう

Cold jail night 都会の夜空は紅く燃えてる 罪を抱いて

Cold jail night 吐く息は白く 脅え切った瞳の中 夢を見る

五十日振りに見る太陽は少しだけ痩せてた

監獄の太陽は俺の前でちぎれてゆく

寄りかかる壁に刻まれた傷 太陽のあたる場所を誰もが

忘れるために殴りつけた傷みもない

裁判という台本を読む真の正義が始まる

生き方を今削り取られて比べられている

毎日毎日覚え込ませる繰り返す仕事に誰もが

先を争い真実さえ口にする余裕などない

Cold jail night 都会の夜空は紅く燃えてる 罪を抱いて

Cold jail night 吐く息は白く 脅え切った瞳の中 夢を見る

発売日:1990-11-15

歌手:尾崎豊

作詞:尾崎豊

作曲:尾崎豊