緩い坂道 錆たバス停 遠い街が黄昏てく 君は僕から 少し離れてガードレール腰掛けてた 君は怒っているみたい 何も話してくれないね 青春の躊躇いの中で僕達は動けずにいたね 君からもらった心の涙が重いよ 嫌いになったわけじゃないよと 細い肩に つぶやいても 僕の方から君へと吹いた風の色は変られない 違う誰かを愛したらいつかわかってくれるだろう 青春という言葉なんて僕達に似合わないけれど 素直になれない二人の若さが痛いね 違う誰かを愛したらいつかわかってくれるだろう さよならは ためされた誓い 僕達が又会える日までうつむく君だけ瞳にとじこめたいから 青春という季節の中 僕達に残された窓は いっしょに歩いた陽ざしのまぶしさだけだね 発売日:1994-12-01 歌手:菊池桃子 作詞:秋元康 作曲:林哲司