指で作った望遠鏡で ずっと見ていた遠い夜空に 二人の夢の地図を見付けて 君は大声ではしゃいだ後 溜息混じりで 銀河に背を向けたね どうしてあの頃は 星にさえも夢見たのに 二度と帰らない日々よ 投げた小石が川面を跳ねて 何度もキラリと水が光る 君は手を打ち笑い転げた 僕が見たのは夢の欠けらか あの日の陽炎 溶けていく白い風 どうしていつまでも 淡い君の蜃気楼 忘れられないんだろう どうしてあの頃は 星にさえも夢見たのに 二度と帰らない日々よ 二人の夢の地図だった 発売日:1996-04-01 歌手:村下孝蔵 作詞:村下孝蔵 作曲:村下孝蔵