忘れなさいねとは 言わないで 標本は黒い蝶だから 飛ばさなくていいの 眺めたいだけ ぼんやり寂しく困っても 箱の中入りたくはない 外は明るいし 私は生きているんだし 毎日が楽しかった 運命を信じる程だった 少し大人になって目覚めた 愛の言葉は砂糖漬けのチェリーで ただ甘いだけね お菓子の家 多分そこが 何も知らないふたりの楽園 ひらひらと戯れていたかったけど 風が怒った 現実の中で花を探せと メチャクチャ鳴るレコード 誰のため 歌なんて歌うのだろうか 空は綺麗だし 夢が吹いてる様だし 最後だと教えないで ピンで刺した私許して 美しいままがいい 思い出 蛹(さなぎ)から変わる 羽ばたいて心も変わったのでしょう 誘われたら 閉まる扉 何も知らずに仕掛けに触れたら はらはらと落ちてきたその姿さえ 無邪気なままね 大事にしまうわ恋の記憶を ララ…愛の言葉が欲しかった 信じても蜂蜜泥棒 嘘の香り 撒き散らして だけど私が望んだ楽園 ひらひらと戯れは悔やまないけど さあお終いよ 現実の中の花も美味しいわ 発売日:2008-09-10 歌手:美郷あき 作詞:畑亜貴 作曲:黒須克彦