逢いに来たとて 逢われぬ宵は 風が身にしむ ながし唄(うた) 恋の博多の 街(まち)の灯(ひ)ふけて 渡る大橋 影淋し むせび泣くかよ 川瀬の水も 別れつらさに 夜もすがら 中州(なかす)通れば 思い出ばかり 呼ぶな二度ない 夢ならば 男なりゃこそ 忘れるつもり 浮名(うきな)ばかりが なぜ残る ながし疲れて 見上げる空に 月も淋しや ただひとり 発売日:2006-04-05 歌手:春日八郎 作詞:高橋掬太郎 作曲:江口夜詩