蝶の羽飾り-aiko

胸の痛いうちはあなたの事を 想い返さない様いつもいつも

違う事を考えてる 平凡な日々はそんなあたしに沢山の罠を仕掛ける

まだ空が綺麗過ぎて 涙が出る位

あたしはまだあなたの事を好きで 好きで 好きで

海に浮かぶ蝶の羽 両目じゃ眩しい太陽が悲しい切ない

気付かず過ごした毎日に積み重なった大きな存在

決まった時間にいつも鳴ってた電話が今はもう鳴らない

あなたが解いた胸の糸が逆に苦しいよ

可哀想と手をさしのべられたり ひとり迷子だと思われない様に

足も心も動かして平凡な日々の中でもとびきりでありたいと願うの

目を背けてはいけないと解ってるけど

あたしはあたしに嘘を付く 嫌い 嫌い 嫌い

ぐるぐるに巻いたマフラーの隙間にまとわりついてくる海の風が

気付かず過ごした毎日を「今更だ」とあざ笑う

受け止めきれない今の自由 死んでしまったあたしの羽

あなたが解いた胸の糸を波がさらってく

細かく刻まれた愛し方や 渡せずホコリをかぶった手紙も

あたしが作ったカケラ全部大切にすればいい

次にあなたを想い出すのは あたしのこの羽飾りが

もう一度自らちゃんと生え変わった時

発売日:2005-11-30

歌手:aiko

作詞:AIKO

作曲:AIKO