夏の幻-I WiSH

あの夏の陽射しが 焼きついたまま

別れを知るこの恋 夜をさらっていく

波音が近づく 熱い渚よ

淋しげな影だけ残して終わった

いくつもの日々を重ねていたけど

どうしてすれ違ってきたのだろう

分かち合った愛と夢は 幻だった?

あきらめたわけじゃない本当は あなたを想っているの

だからいつの日か思い出がね 輝けるように

例えば笑って「あばよ」と手を振ればどんなにいい?

一人のあなたを私はまだ 愛しているから

閉じたページに今 隠された人

花火が散るように 切なさが染みる

泣いても誰もいない一人きりで

夜に隠してほしかったのになぜ?

きれいな月 今日も照らす 海の調べ

いつから私は弱くなった? 強さが何と知らず

あなたの香りが今も私 抱きしめているよ

あなたがまだこんな私にも 笑ってくれるのなら

たった一つだけあの言葉も うそなんかじゃない

夏の幻は二人の恋 海辺の物語

永遠という言葉じゃないよ 約束もないね

どんなに心変わりしても あの日々は忘れない

どうかこの恋が消えぬように 祈っていて欲しい

発売日:2005-03-24

歌手:I WiSH

作詞:ai

作曲:nao